終活カウンセラー

2018年3月19日

とあるサイトの読者調査では、何らかの終活を行なっている方、今から始めようと思っている方というのは、全体の30パーセント。

いずれしようと思っている方は、全体の80パーセントにも及ぶそうです。

それだけ関心の高い分野となっています。

このブログをご覧の方も、只今終活中の方が多くいらっしゃるかもしれません。

 

終活と一口に言っても、様々なジャンルの終活があります。

お葬儀のこと、お墓のこと、遺言のこと、相続のこと。

これらに加えて、終活という言葉を一番有名にしたものは、『エンディングノート』でしょうか。

また、終活は高齢者の方だけのものではありません。

ご自身の将来のことを考えて、元気なうちから健康に気を使ったり、親の介護のことを考えたりなど、様々なことが挙げられます。

 

「昔はそんな心配をする必要などなかった。」

『終活』というものが世に出回ったころは、そんな言葉も聞かれましたが、今は積極的に取り組む方が大勢いらっしゃいます。

 

私自身が感じるところで、『終活』を行う方が増えている要因の一つは、『不安』だと思っています。

逆に言えば、『安心』が欲しいということ。

生前の不安、死後の不安。

不安を抱えたまま生きるのは、誰だって嫌ですもんね。

 

当山の檀家様の中にも、色々と不安を抱えていらっしゃる方がいらっしゃいます。

そんなお話を聞く時、私がお答えできるようなことがあれば、お力になれるのですが、お葬儀やお墓のこと以外の分野では、なかなかお力になれないことも多く、お話をお聞きするだけで終わってしまうこともあります。

 

そんな時に、『終活カウンセラー』という資格があるということを教えて頂きました。

今や、終活業界には資格まであるんですね!

 

というわけで、この『終活カウンセラー』の資格を取りに行くべく、只今勉強中です。

初級の資格を取ったところで、そんなに大したことはできないかもしれませんが、ある程度の知識を身につけることで、お役に立てることがあるかもしれません。

また、終活を学ぶことで、日頃の法務との向き合い方も、良い意味で変わっていくのではないかと感じています。

資格取得した折には、またご通知させて頂きます!

 

私にとっては、これも宗教活動。

宗教の根幹は、『人々の不安を取り除くもの』。