日蓮大聖人を開祖とする日本仏教の一宗派。
『久遠実成の本師釈迦牟尼仏』を本尊とし、お釈迦様がその心の内を明かされた『妙法蓮華経』(以下『法華経』と記載)の教えを根本としています。
宗祖である日蓮大聖人は、この『法華経』こそ困難な時代に生きる人々を救う尊いお経であると教えています。
日蓮宗では『南無妙法蓮華経』の『お題目』をお唱え致します。
日蓮大聖人が大切にされた『法華経』という経典には、生きとし生けるものにはすべて「仏の心」が備わっていると説かれています。
動物、植物、すべてのものに「仏の心」は備わっていて、その「仏の心」に手を合わせることが『南無妙法蓮華経の世界』です。
『蓮の華』は泥の中にあっても決して泥に染まることなく美しい花を咲かせます。
全てのものに備わる「仏の心」に合掌し、自分の中にもある「仏の心」に目覚めていく事ができれば、悪に染まることのない美しい人生の華を咲かせることができるのではないでしょうか?